52号 2014年1月発行
〈1面〉
宇都宮さんの勝利で安倍暴政にストップをかけよう!
ねりま九条の会員の皆様新しい年を迎えられおめでとうございます。
昨年は秘密保護法反対で、区内九条の会が共同で独自のチラシを作り、一〇万枚を全戸配布、全駅頭で宣伝を行い、今も練馬区議会に国に秘密保護法廃止の意見書をあげることを求める陳情書を提出し署名を集めています。駅頭では
中学生や高校生も応じてくれ
「結局軍需産業がもうけるためでしょ」とずばり本質を突いていました。
安倍政権は特定秘密保護法につづき、防衛大綱を専守防衛から先制攻撃、敵地攻撃ができるよう改め、軍事予算を増額、辺野古への基地移転を知事に容認させ、靖国神社を参拝し内外の非難を浴びています。にもかかわらず今後共謀罪、集団的自衛権行使のための解釈変更を目論み、憲法を骨抜きにし・軍国主義にまっしぐらに突き進んでいます。 ねりま九条の会事務局は改憲国民投票時に国民の過半数が反対されることを目標にしてきましたが、その前に事実上戦争する国になって、改憲時には九条は意味を成さなくなり、事後承諾としての明文改憲がすすむのではないか、そうさせないためには、今この動きをストップさせるために腹をくくらなければならないと意思統一しました。
当面する東京都知事選挙は都民の生活を守ることが大きな争点ですが、安倍政権の暴政に痛打を与える絶好の機会と考えました。都知事選挙で勝利できれば悪政の流れを大きく変えることができます。右翼の田母神氏や自民党の改憲案起草者の舛添氏に負けらない。脱原発を掲げて出馬する細川元首相の九条に対する考えは分かりませんが、そのバックの小泉元首相はれっきとした改憲論者。
この三人のうち誰が当選しても安倍政権に決定的打撃を与えることはできません。
ねりま九条の会事務局はこれまで政党選挙は組織としては行わずに来ました。おととしの知事選挙は個人として奮闘してきましたが、今回は九条を守る立場で奮闘する有力候補が宇都宮けんじさん一人だけなので、
①宇都宮さんの勝利に力を尽くす。②練馬区内の取り組みの統一に努力する。具体的には希望の町東京をつくる会・練馬と練馬革新都区政をつくるみんなの会に参加し、連携と調整を行う。
③9条の会員に依拠して全都民に働きかける。
④区内九条の会に呼びかけ、大きな共同をめざす。
などを決めました。
今号は都知事選挙特集号とし、会員の皆様に事務局の見解をお知らせいたします
。
〈2〜3面〉
お友だちに教えてあげてください
ほんとうの優しさって強さなんだ! 宇都宮けんじの業績!
宇都宮さんは、一貫して社会の底辺で苦しんでいる人々の立場で活動してきました。アンパンマンのように人のために生き、しかも強い精神力と勇気、そして優れた行政手腕で、法律の制定に持ち込み成し遂げてきました。
多重債務被害者をなくす法律を制定!
サラ金やクレジットで苦しんでいる人々、多重債務で苦しんでいる人々の救済活動に力を入れてきましたが、多重債務被害を根絶するために、2006年12月にはグレーゾーン金利を撤廃させています。
オウム真理教と対決!
地下鉄サリン事件では、被害対策弁護団の団長としてオウム真理教と対決、オウム真理教の破産申し立てをして、被害者の救済をおこなってきました。
サラ金規制法改正に尽力!
社会問題であったサラ金規制法の改正に力を尽くしました。
発事故の被害者の救済活動に取り組む
2010年から2012年まで、日弁連の会長として、全国の弁護士会、弁護士の先頭に立って東日本大震災の被災者、福島原発事故の被害者の救済活動をおこない、立法提言をしました。
こんな人たちに都政は託せません!
■細川 護煕氏 ─ 脱原発だけですか?!
1993年、細川内閣は8党の連立でスタート、しかし1年足らずで、佐川急便疑惑によって首相を辞任。彼の実績は、問題の多い「小選挙区制」の導入ぐらいのもの。
「脱原発」を旗印に小泉元総理と組みましたが、都知事に大切なのは、脱原発だけではありません。都政をどうするのか
■舛添 要一氏 ─「弱者は怠け者」と言う都知事はNO!
年越し派遣村に集まった人を指し、「怠け者には税金を使うつもりはない」と言ったかと思うと、今度はその弁明の中で、「怠け者とは生活保護母子家庭のことだ」と発言しています。(元派遣村名誉村長宇都宮けんじ氏の抗議文より抜粋)こんな人が都知事になったら都民の生活は守れるのでしょうか。
また、彼は第1次自民党憲法草案の起草者で、「防衛軍を持つ」と九条2項を変えています。
■田母神 俊雄氏 ─ 「防災都市を軍隊で守る」って!?
自衛隊の元航空幕僚長である田母神氏は、「大日本帝国がおこなった戦争は、解放戦争であって侵略戦争ではない」と堂々と言い放つ改憲論者です。こんな人が都知事になったら、隣国との関係はますます悪化して、オリンピックどころではなくなります。1940年に戦争のためにオリンピックが流れてしまった、あの時代が再び訪れるかもしれません。安倍内閣と田母神都政が重なったと想像しただけで、ゾッとしますね。
宇都宮さんの政策を見てみましょう!
利権がらみの都政と決別しよう!
猪瀬前知事が5000万円を受け取った徳洲会は、東京都が許認可権を持ち、多額の助成金を拠出しているところです。なるほどねと思いますね。東京都が利権やカネの問題と決別するクリーンな都政に変えるのは今です。これは宇都宮さんにしかできません。
原発は東京都という「大株主」の立場で再稼働にNO!
細川氏にそんなことはできません。何のしがらみもない、宇都宮さんにしかできないことです。
「宇都宮さんが知事になったらオリンピックはどうなるの?」 ─大丈夫です!宇都宮さんはこのように答えています。
■オリンピックは平和と友好の祭典
韓国や中国が心から喜んで参加できなければオリンピックは開けなません。1940年に予定されていた東京オリンピックは第2次大戦で流れました。そのようなことが再び起きないように、私が知事になったら、ソウル・北京・東京の首長で平和都市会議を開きます。
■パラリンピックはバリアフリーのまちで
パラリンピックを成功させるには、東京を障害者を含め、誰もが住みやすいバリアフリーのまちにすることが必要です。 基本政策は、福祉、雇用、教育、憲法と平和、そして暮らしやすいまちづくりなのです。
〈4面〉
日本の青空 渡されたバトン─さよなら原発 ねりま上映階
練馬文化センター大ホールにて 10:30~ 14:00~ 19:00~ 上映
一般=1200円 当日券=1500円
中高生=500円(製作協力券使えます) 2014年2月25日(火)
森田 彦一(☎3951-4276/FAX 3951-0616) 大竹 千歳 (☎&FAX 3991-7041)
■日本の青空パート1 日本の青空DVD鑑賞会
2014年1月11日(土) 午前9:30〜 大泉北地域集会所
一般300円 学生(大学生まで)無料 練馬九条の会(大柳3921−8023)
■ 講演会 9条運動はいま ─問われる主権者の底力─ 講師小森陽一さん
1月27日(月) 18:30~ 大泉勤労福祉会館
平和を育てる大泉9条の会 町田 03-3923-0915
都知事選 選挙運動と政治運動
告示前(1/8〜1/22日) 政治運動はできるが、選挙運動はできない
●「○○さんと共に都政を変えようと書いたチラシ」はOK。ただし、22日までに捲ききることが必要。
●街頭演説も同様、「○○さんに投票してください」は禁止されている。
●HP.ブログ、SNS、メールで政治活動をすることは自由
告示後(1/23日~2/8日) 政治団体の政治活動は制限されるが、一般の団体や個人は自由
●候補者名のない法定ビラ配布 宣伝カーは東京都全体で2台
●個人ができる選挙運動 街頭での声かけ、職場での演説 電話での投票依頼は完全に自由
●ネット選挙は解禁 HP.ブログ、SNSでの選挙運動は全てに解禁。 「○○さんに投票をお願いします」もOK
●メールによる選挙運動や広範囲に発信(配布)できるのは確認団体だけ。
当面の活動
1月17日 練馬駅頭宣伝 15:00~16:00 (渡されたバトン) 練馬駅14:00~15:00
1月20日 大泉学園駅 12:00~13:00, 石神井公園駅 15:00~16:00(渡されたバトン)
1月23日 大泉学園駅 15:00~16:00(渡されたバトン)
宣伝カーの運行 1月16日~21日 土建宣伝カー
希望のまち東京をつくる会・練馬 事務所 電話 03-3867-7411 片野事務所
練馬革新都区政をつくるみんなの会 事務所 電話 03-3825-7146 練馬労連事務所