78号 2018年4月発行

〝奢れる者 久しからず〟                              比嘉  高                                                                                

 85歳ともなると耳が遠くなるが、却って小さな低周波の音が遠くから聞こえてくることがある。近頃はときに「祇園精舎の鐘の声…盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず」が聞こえてくる。おごれる人は、安倍一強といわれる現政権であることは言うまでもありません。
 聞こえて来ることは、
①安倍周辺スキャンダラスな腐臭②政権全体の堕落
③アベノミックスの欺瞞
④地球儀俯瞰外交の破綻
⑤〝国難〟の招来
⑥虚構の上に築く憲法改悪と軍備拡大
…などであるが、紙数の都合でその一部に触れてみたい。
①森友・加計学園は同根だが、お友だち加計氏は徹底的に声も姿も隠されているが何故か。
森友お友だちは飼い犬に手を噛まれたとして8ヵ月も牢屋入りで接見も許されないのは何故か。 
安倍夫人がいろいろ大活躍していたようだが、何もしていないと強弁するのはどんなものか。
佐川氏は他のことは証言拒否なのに安倍夫妻は全く無関係と断言できるのは何故か。
安倍夫人付き秘書の谷さんはノンキャリア通産職員なのにイタリア大使館の一等書記官に、事件の最中に逃がして貰えたのは何故か。
丸川自民党議員の「…ありませんね」質問はちょっと変だな。
佐川氏は適材適所で国税庁長官にしたのに、すべて佐川がやったということで責任を部下に負いかぶせて平然と威張っている大臣がいられるのも不思議。
公文書を大改ざんするという前代未聞の犯罪的行為までやってしまったのはなぜか。
─いろいろ腐臭が漂ってきます。
②安倍政権の閣僚や政府高官の暴言や放言が頻発し、聞いている方も恥ずかしい思いがする。辞めれば済むことではない。その発生原因が問題だ。それは安倍政権構成メンバーのレベルの低さと、政権中枢の傲慢不遜によると思う。
③黒田氏を日銀総裁に再任して、アベノミックスの金融政策を継続するようだが、借金財政の積み重ねで国家財政は破綻の危険があるにもかかわらず、継続するのは犯罪的だと思う。
④地球儀俯瞰外交とは要するに、嫌いな中国を封じ込める作戦だが、朝鮮半島情勢では安倍が封じ込められている。
─おごれる者久しからず─と聞こえてくることが空耳でないことを願っている。

  
 地域九条の会の取り組みをご紹介します!

 桜台九条の会 ─モットーは楽しく─                松下真佐子                   

 
  3000万署名に向けての作戦会議   切手を貼って手紙作戦を
 

 桜台九条の会は、昨年末、懇親会を開き、「改憲を阻止するために、今、私たちに何ができるのか」を話し合いました。その中で、Oさんが、「ポスティングをすれば必ず応答がある」と熱く語るのを聞き、全員一致で桜台地区に1万枚のポスティングを行うことを決めました。早速、年明け早々から集まって、配布物の準備を始めました。署名用紙とチラシを返信用封筒に入れ、表には鏡文(関町・立野町九条の会からアイディアをいただきました)をシールで貼って完成なのですが、これが思ったよりも時間がかかり、各自自宅に持ち帰って作業をしました。
 一月中旬から10人で配り始め、2月中旬にはほぼ配り終わり、さらに周辺地域(練馬、早宮、豊玉上、豊玉北)にも一万枚配布しようということになりました。一番寒い時期、雪が降ったりして、みなさん、大変だったとは思いますが、「仲間がいる、1人じゃない」という思いに励まされて頑張れたという感想も聞きました。また、10.22集会日ごとに事務局がまとめてくださる返信数(筆数)の報告にもとても励まされました。
 ポスティングは地域の方々の声にならない声を集めさせてもらっているような気がします。あるお母さんからは、カンパと共に「氷川台駅で改憲反対コールを見かけて、自分も声を上げたいと思っていました。小学生になる娘の将来のためにも改憲に反対です」という手紙が添えられていました。
 その他、個人的にも同窓会に出席したり、近所の店に頼んだり、各自が工夫して精一杯取り組んでいます。一例として、我が家の場合、口頭または手紙でこれまで230人ほどにお願いしました。
 北陸に住む自民党支持者の友人2人が「九条改悪は別」と署名をしてくれたり、かつての上司は「意志を表明する機会を与えてくれてありがとう」と手紙をくれました。40筆以上集めてくれた引退牧師、25筆送ってくれたネットの友達等々、挙げればきりがないほどの嬉しい応答がありました。実は初めての署名活動でおっかなびっくりだったのですが、勇気を持ってやってみて本当に良かったと思っています。
 今後の会の活動としては、シール投票を対話のきっかけとして、駅頭や公園で署名活動をする予定です。引き続き、「笑顔で楽しく」をモットーに頑張ります!                                   (桜台九条の会 会員)

 

大泉学園町九条の会   ─スタートから半年!                  大槻 孝一

「戦争はイヤ」のポスターに名前を載せた知人につられて、昨年の夏から会の活動に参加し始めた。
 10月になると「大泉学園町にも九条の会を」とのハガキが来た。10月28日には何と四人だけ。再度の呼びかけで11月12日に集まったのは八名。小人数とはいえ初回の倍、取り組みの道筋も付いた。月1回の打合せ会を重ねて、私たちは準備会として歩きを始めた。
 最初の行事は今年1月28日の実施した朝霞陸上自衛隊見学と中條克俊さんの講演のセットであった。雪の積もった当日、自衛隊見学には六名講演会には10名の参加があった。朝霞基地の昔と今、地域とのかかわりを学んだ。
 2月には、平和を育てる大泉9条の会と共催で和田春樹先生の講演会「アメリカ・北朝鮮危機と日本の役割」を実施した。時機を得た企画で120人を超える参加者があった。行事の成功に加え講演会を経験できたことは貴重だった。
 3月4日には、学園町九条の会が呼びかける形で「学園町さくら通りピースウォーク」を企画した。近くの会にも共催で参加してもらった。挨拶には和田春樹先生のほか、新座市「栄・池田九条の会」の和田武男さんなども駆けつけていただいた。出発時の約70名も最後には100人を超えて「憲法九条を守れ、戦争はするな」を訴えた。
 この行事に向けては、実務上でもいろいろと貴重な経験をした。準備会の旗揚げから未だ半年、ここまでやってこられたのは、特に周りの先輩・経験者の温かい援助のお陰であったと感謝している。ともかく動くことだ。厳しい状況の中、それこそが大切だと実感している。今後は会員を増やし、ねりまの活動の一端を担えるようにしたい。                      (大泉学園町九条の会 会員)

さくら通りピースウォーク                            松井 活

 
   大泉さくら通りをパレードしました  のぼり旗もつくりました
 

 三月四日(日)午後1時から、「九条こわすな 平和を守れ!」をスローガンに、大泉学園町の練馬区立大泉公園(通称都民農園)に集合、集会後、東大泉三丁目にある憩いの丘公園まで一.七キロの道のりを、大泉学園通り(通称桜並木通り)沿いに一時間近く、約百名の人たちがピースウォークしました。この日が会の立ち上げとなる大泉学園町九条の会を始め、平和を育てる大泉9条の会、ねりま大泉町九条の会という大泉地域九条の会が公園(通称都民農園)に集合、集会後、東大泉三丁目にある憩いの丘公園まで一.七キロの道のりを、大泉学園通り(通称桜並木通り)沿いに一時間近く、約百名の人たちがピースウォークしました。この日が会の立ち上げとなる大泉学園町九条の会を始め、平和を育てる大泉九条の会、ねりま大泉町九条の会という大泉地域九条の会が辰哉区議、地元在住の和田春樹東大名誉教授から来賓挨拶があり、大泉地域に隣接する新座池田・栄九条の会からも連帯挨拶をいただきました。
 大泉公園には、周りより少し高い演台があり、そこにスローガンの横断幕を張り渡して、みんなでコールの練習、少しずつ人も集まってきて、二時少し前のウォーク出発時には、すでに70名を超えていました。
 晴れ上がってはいるものの風が強い中を、和田教授、岩瀬・薬師両区議を先頭に3列の隊列で、各自プラカードやのぼり旗、横断幕などを持ちコールしながら元気よく歩きました。歩道では九条ティッシュ配りも。沿道の歩行者はチラホラでしたが、ここはたくさんの路線が集まるバス通り、信号などで立ち止るたびに、バスの乗客や日曜午後マイカー車内・沿道のみなさんに憲法九条を守ろうと呼びかけました。バスから何事かと覗き込む人もあって、アピールの効果は相当にあったようです。
 憩いの丘公園では、ねりま九条の会から終りの挨拶、遠く江古田や春日町からの参加など、主催者も予想外の盛り上がりに勇気づけられたとの感想が述べられました。
                                  (大泉学園町九条の会 会員)

向山九条の会準備会  ─世話人は80歳以上、でも頑張っています!       小澤 秀子

  昨年五月に発足して以来、これまでに映画会を一回、講演会を二回、勉強会を一回行ってきました。ねりま九条の会のみなさまに助けていただいて、よちよち歩きながら着実に進んでいるところです。

●三〇〇〇万署名―全戸配布、そして戸別訪問

 向山町は、目白通りを挟んで一丁目から四丁目までが、豊島園の一部を含んで広がる緑豊かな住宅地です。戸数4667。現在、このすべての家に3000万署名をお願いするべくチラシ等のポスティングを継続しています。
 2月、半分ほど配り終わったところで戸別訪問を試みました。びくびくしながらチャイムを鳴らしました。3、40軒ほど訪問しましたが土曜日のせいか半数は留守、4分の1は関心なし、中には「チラシは入れないで」と大きな声で怒鳴る方もいました。しかし残る四分の一ほどの家では「チラシはみた。ご苦労様」、中には「チラシを読んで署名もした。講演会などに参加したい」と積極的な方もいて励まされました。
 この地に70年近く住んでいる方によると「非常に保守的」とのことでしたが、理解してくれる方もいる、とても嬉しいことでした。諦めずに前進しようと勇気が湧きました。

●戦争はいらない、平和を守ろう

 世話人5人は、Hさん宅のリビングに集まって企画を練ります。私たちが誇れるのは、ほとんどが80歳以上、つまり戦争体験者だということです。
 人権派の弁護士、戦没学生の残した楽譜でコンサートを開催している方、「満蒙開拓団」等沢山の記録映画を監督された方など、人材豊富な向山です。皆様のお知恵もいただいて、実りある会にして行きたいものです。            (向山九条の会 会員)

 

このチャンスを生かそう‼話し合いの中で集めた150筆!             石井真智子

 ─全国三千万署名を総がかりで─の運動の呼びかけから大分経つ。果たして、現時点でどれだけの署名が集まっているのだろうか。
 さて、私はどのような形で働きかけることができるのか。最近、難聴がとみにひどく、心もとない。両耳に補聴器を使ってもだ。何しろ電話では無理、「もう一度おっしゃってください」だの、「大きな声でお願いできますか」だの、トンチンカンな聞きとりで危なっかしい。となると、手紙で訴えるしかない。相手の気持ちを引き出し、話を広げて、政府が企んでいること、私たちの願いを拡げて、わかっていただくことこそ大切なのに、相手とのやり取りができないのは辛い。
 一方的に押しつけがましくならないよう、しかし理を盡して─しんどいな!
 ごたごたと書くのを避けながら簡潔に、「若者の未来に平和を残したい」ことを書こう─
私の学生時代はすっぽり戦争の中に埋まっていた─。
 署名用紙にチラシと私の訴えを同封しよう。この運動は様々な民主的なグループが総がかりで活動を展開していることも添えて。高齢者には返信のための切手も同封。

 友人からの返書には、「戦争放棄、世界でも稀有な憲法をしっかり守るべき」との文面も。
署名用紙を刷り増しして、7枚も署名を埋めて、「みんな大賛成だよ」と喜んで書いてくれた人もありうれしかった。短期間に集約できず、もどかしい思いもあったが、大かたは戻ってきた。中には「家族だけ」と遠慮がちの返書もあった。
 ご近所は二の足を踏む。おしゃべりの中で「お父さんはアベさんが大っ嫌い」と聞いていた隣は躊躇なく。以前困りごとで、たまたま関わったことのある二軒も快く。あとは、何日も迷い、やっと話しを向けてみた方が、「今の政治おかしいよ」と思っていることがわかったり、門に貼ってあるポスターが話のきっかけになったことも。
 新聞を届けているところは、一も二もなく。時々、街で言葉を交わす女性がいるが、この頃逢わないな。世間の狭い私だが、まだやれるところはないかしら。
 3月になって政局は大回転。日本の政治は地に堕ちたウラがばればれなのに、この期に及んでも逃げの一手私の怒りは沸々とたぎって止まない。                                               (貫井九条の会 会員)


このチャンスを生かそう‼                              

 安倍退陣に向け、国会内外の闘いが重大な日々になっていますが、ねりま区内九条の会の3000万署名も様々な取り組みをしつつ、筆数を積み上げています。3月26日に7,200筆を超えました!
 地域からのこの取り組みを更に強め、安倍退陣を迫る世論を大きく強くしていきましょう。
 国会通いをしている方も多いことでしょう。
国民の目はしっかり見ています。世論も動き始めています。今は追い詰めるチャンス! 安倍退陣を逃してなるものか!
 健康に留意してこのチャンスを逃さず力を尽くしましょう。                     集計担当  桐谷富美子   

 

 

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